さようなら、チョウコ。。。

28日、朝起きたら母に声をかけられ、チョウコの置き土産を見つけました。

恥ずかしがりやのチョウコは私たちに声もかけず旅立ってしまったのです。そう、別れはいつだって突然なのです。母が寒かろうと思ってかけた布団(素材:ティッシュ)も跳ね除けて彼女は去ってしまいました。以前から寅さんに憧れていた彼女のことです、わたしたちは失恋の理由を後付けに聞き、見えない背中を送るしかないのです。

29日、「柴又駅でみかけた」とガジロウがおしえてくれました。いたのは彼女です。

すっかり姿が変わって、あのチョウコかどうか区別もつきません。失恋を乗り越えて人は変わるものです。電燈にしがみつく彼女を半信半疑で迎え、もう彼女に何もしてやれないのだとすこし寂しい気持ちで夜を過ごしました。

チョウコの応援ありがとうございました。本日をもってチョウコはわたしたちから巣立っていきました、渡る世間は鬼ばかりですが彼女の武運を祈りましょう。