HSK終了

落下する命

聴力まったくついていけへんくてほぼ当てずっぽ☆口気は話者の話し方で判断した。

あとはまあまあこの程度は解くぞ、てとこまではできたかな。問題の数が模擬問題集より多くて2の語法結構でゆっくり解いてたら時間なくなってあせったけど、他はまあ、日本人なら得意の範囲(長文読解。」読解、というほどでもない)やし、7割出来てたらよし!

帰り、わざとJR塚口から乗って、尼崎脱線事故の現場で手を合わせました。塚口発尼崎行きは発車してすぐにブレーキをかけ、JRとは思えない遅さで走りました。(高槻―大阪間なんかジェットコースター好きのうちでもビビるような速さで飛ばすのに、あそこはまだ自動制御装置をつけてないにちがいない。。。時間通りに走ったら遅れる時刻表てなんやねん)
速度が非常に遅かったため、あのカーブはカーブと思えず、白のテントが並んで新聞やテレビで見慣れたマンションが見えてやっと「あ、ここがカーブか」と思い手を合わせました。以前からこの速度で走って入ればよかったものを。そのカーブを曲がり終えてまたスピードを上げたので「窓の大きいこのJRの車体がいま、向こう側に脱線したらわたしは頭から突っ込んで。。。」と思うと粟立ちました。
うっかり寝てなんていられない。他でもないこの場所で起きたのだと思う。安全地帯はどこにもない。そもそも完全な安全はどこにもない。だから求めて維持するもの。
他の乗客を見渡すとみな慣れた様子で談笑したり寝ていたり。表面上あのカーブを気に掛ける人はいませんでしたが、毎朝毎夕この電車を使いひとり心の中で痛ましい思いを抱えている人がいるのだと思います。
ただ過ぎたことは過ぎたことと諦めという形で区切りをつけなければならないか、無理に考えないようにしているか、その運命だったと受け入れるか、一方的に何かのせいにするか、毎日泣き明かすか、悲しみと折り合いをつける形は人によりさまざまです。泣き喚くばかりが悲しむ方法じゃない、人にはさまざまな悲しみの方法があるということを胸に叩き込んで、声なき声を聞き、これからの営業行為に生かしてほしいです。

と思っていましたが以前としてJR側は誠実な対応をしていないようです。あがる声すら聞いていないように見えます。中越地震で亡くなった人は51人、脱線事故で殺された人は107人。この数字にどれだけの隔たりがあるのか、人一人失っただけでどれだけの悲しみがもたらされるのか、これではJRに就職したばっかりに殺された同然の高見運転士さんもうかばれません。
意見を言うと批判と取られがちですが批判だけではないのです、願いなのです。おそらくこの問題に対して積極的に意見会を開いている方も批判の思いだけではなく自分と周りの人の生活に関わる大事な部分であるからこそ意見を出し、あるだけの願いを持って取り組んでおられるのではないかと思います。勝手で甘い考えとはわかっていますが、

どうかすべての人が等しく幸せでありますように。。。
尼崎脱線事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


http://www.kobe-np.co.jp/news_now/ama_dassen.shtml


塚口付近は高層ビルが見当たらず、比較的平面のゆったりとした町並みでした。落ちる夕日を見ていっとう美しいと思えたのは、わたしの大事な人がこの世にいるからかもしれません。