TAIPEI TRAVELER 4

中正公園

「不问为什么 爱像地心引力 无法抗拒」
8時 ホテル出発
8時25 基隆行きバスに乗る。寝不足のためガラ隙きのバス内で寝る。途中TAIPEI101だけが高速道路の塀の上に見えた。流石、である。

9時20 基隆着。朝は雨が降っていたのに今ではからっとしたいい陽気に変わっている。。時間を決め2時間遊ぶことに。地図を頼りにまずは銀行へ。明るい行内同様に気さくな銀行員と柵のないカウンター越しに何気ない会話を交わす。ヤミ両替やと行員の「没有,不可以」にビクビクしなくてもすんなり両替が出来た。
佛光山・極樂寺を訪れる。正面には恵比寿さまが豊作の象徴・大きなおなかを突き出している。その上の伽藍からは香の匂いが漂ってくる。中央ではミャンマーから贈られたという玉製の釈迦牟尼像が安寧の笑みを湛えていた。かつての佛教国ビルマであったすがたは現在、軍事の影に隠れて気軽にうかがうことが出来ないがこの大きく立派な釈迦牟尼像を作り祈りをささげる人に欺く心はないものと信じたい、そういう気持ちになった。壁画はさまざまな皮膚の色、顔かたちをした人間と天界の閻魔と種種の神様が笑顔で暮らしている世界が描かれていた。台湾に象徴される「現世幸福」を願う壁画としてとても素晴らしいものだと思った。天界ではなくこの世で、神への信仰とともにどんな人とも穏やかに過ごせる世界。
その後、中正公園へ。園内では,まず社交ダンスの中高年が出迎えてくれた。伴奏は卡垃〇Kである。坂を上ると漢族特有の原色使い放題、特に紅にこだわってみました的ハリボテ寺廟がででんとおでましに。道を聞いたら基隆おじーは、「階段の先」と教えてくれた。階段を上ってから振り向くと、まだ見送ってくれていて、先の道を指示してくれた。なんとやさしいのだろう。
観音様の中は上れるようになっていたので、のぼってみた。が、狭く雨も降り出していたので蒸し暑く空気が薄かった。そしてやっと上まで上ったかと思えば手で円を作れるくらいの大きさのくぐもったガラス越しにちょこっと外の景色が覗けるくらいで、期待していたオーシャンビューなどではなかった。そこの管理役のおっちゃんの風貌やたたずまいがいかにも中国的だったので致し方ないことなのだと諦めはついた。観音様から下りて外で記念写真を取り始めると雨が強さを増し降り出してきた。台湾の空はなんと移り気なもんだろう。120(??だったような)CHあればひとつくらい天気予報にあてればいいものを1つも天気予報に割いていなかったことをみても台湾人も「天気は変わるもの」と理解しているってことか。
12時30 その大雨の中、九份へ。基隆のバス停であったタクシーのおっちゃんがおもろかった。今回おもろかった人ナンバー1だろう。うち一人は「ヤメテヨー」等おそらく日本人から聞き取った日本語や英語を駆使していた(笑)口が真っ赤だったのでおそらくビンロウをかみながらハイになって運転するのだろうな。
1時15 山あいを縫って九份着。観光地だ。「非情城市」の舞台セットがある観光地だ。狭い路地に観光客がわらわら。おそらく台湾人にとっても観光地なのだろう。二二八事件は去年やっと理解した事件だ。日本帝国時代を終え、台湾人の自治が行えると期待していた人たちは国共内戦にやぶれ逃げ延びて民国政府を台北に樹立した政府をどのように見ていたのか。逃げ延びてきた先で圧政を行うなぞ「お門違い」もいいとこではないのか。ジャイアンはどこにいってもジャイアンなのだろうな。支配者はどこにいっても支配者になりたがるが、他の人がいないと支配者になれずにただの一人である、ということは考えないんかな。
九份で土産物屋をひやかしたりしながら昼食をとる。
見た目がよくないから敬遠していたがせっかくなので「芋圓」を戴く。予想外にうまくて感激!芋を練って丸めたものが、甘い汁の中に入っている。芋はサトイモ、サツマイモ、紅芋、緑茶、ごま等の味がある。汁はぜんざいによく似た味で五穀等豆穀類が入っている。これはほんと〜〜〜〜うに美味しかった。
その後セットや昔の映画館前で写真をとった後、帰りのバス停を探す。すると基隆で会ったビンロウおじさんが客を乗せたのか九份にきていた。おもむろに袋からパックを取り出しバス停で昼食をとっていた。おっちゃんに見送られながら瑞芳行きのバスに乗ると思いもかけずジェットコースターライディングすることになった。山道をこれでもかとスピードを上げ右に左に振り回してくる。席がなかったので座席の背もたれに必死で掴まった。15分ほどのRidingののち、瑞芳駅へ到着。
3時55 を少し過ぎて列車で台北へ。景色を見ようと思っていたのだが、灰色の空と快適すぎる車内(冷房がちょうどよかったのはここだけだった!)と連日移動の疲れか気付いたら寝てしまった。
4時40 台北着。一度ホテルへ帰る。タクシーで「好記担仔麺」へ。メニューがディスプレイされていて選びやすかった。担仔麺はにんにくの効いたラーメン、うまい!注文したあんかけと明太子が入った玉子焼きも美味しかった!不明なのはコラーゲン(と我々が呼んでいたもの。)台湾来たらまた来よう!
帰りにお茶屋とCDSHOP(2階の小さい店のが20元ほど安かった)で土産買い。それと昨日の笑顔全開のおじちゃんのマンゴーかき氷を食って帰宅。昨日のボンクラ孫はおらず、代わりに店に出ていたおくさんに「昨日も来た子たち」と紹介してくれた。おくさんも笑顔全開だった。
パッキングをして寝る。
谢谢你 台湾旅游时,常在急性子的我身边
还是你的脑袋在成长的过程当中吧。(*—*)