クレソンたけのこアタック

クレソン

晴れた休日。咳き込む背中を無視して野山へアタック。今回の狙いはクレソン。やったことはなくても準備を整え自信を持って取り組むのがたいら流。ここらにはテキストを無視した物体がないなあと思っていたら、ありましたよ!西山版サツキとメイの家!(ほんとうはおとうさんとおかあさんの家なのにね。)最近作ったと思われる西川君と松本君もいたよ!

塾近辺に生えていた謎の物体の正体も判明。ねぎのつぼみでした。うちはねぎの花を見たことがなかったですたい。丸いふくろはつぼみで、ふくろが開くと花がさくんだねえ。

花の寺(勝持寺)にはきれいなフジがさいていたよ。前も蝶を写真にとろうとしたけど、なかなかむつかしかった。蝶を撮る人はあらかじめ捕まえたものを冷蔵庫に入れて眠ったところを葉っぱに乗せて撮る、と聞いたことがあるよ。その必要があるほど、蝶を撮ることが難しいことがわかった。今回も縦横無尽にトリッキーな動きを見せる蝶くんをバシバシとったけど、結局かろうじて写っているものが1枚のみ。あが〜。小畑川にいたのは黄色いきちょうで、今回のはジャコウアゲハかなあ、下のハネにオレンジの斑点がいくつかある。大きな木にはコケやらツタやらが這っていて一種芸術じみていた。そこここにつつじやれんげそうが咲いている。春やあ。つつじの女っぷりはうちには強すぎる。はでなねえちゃんのくさい香水というかんじ。風に吹かれると竹がぶつかり合って天然ししおどしである。ししおどしと比べるともっと力強く複数のぶつかる音が聞こえる。三更半夜、風が吹くとそれはそれはおそろしいでしょうな。竹やぶのしたは昼間でも薄暗くひんやりしていてビビリのうちなんかは結構びくびく。。

久しぶりに大原野神社までいったよ。鹿がいなくなって十年くらいだろうか、むかしは鹿を見によく来た気がする。3とういた鹿は姿を消し、付随して売店鹿せんべいも消えた。境内はきれいに掃いてあった。ほうきの掃きあとが午後5時になっても残るくらい人手がないってことなんだけども。手入れされたぼたんが整然と並び、そのいくつかは花が開きすぎてみっともなくうなだれていた。賽銭箱の手前に守り神の鹿があうんの狛犬のように腰を下ろしている。目にはガラス球かなんかがはまっていた。何を見てるんやろう、何がみえるんやろうとおもって鹿の視点で写真を撮ったけど、伸びた葉に邪魔されて何も見えてないことが判明。なんもみえへんのかい!いやいやきっと神様やから紅葉するんをゆっくり見たはんねやわ。
神社からの帰りぎわにたけのこ発見。実は木に抱きつくおばさんも発見したが見て見ぬフリ。。。おっさんの立ちションは問題外。場所は変われどなんでかよくでくわすねんなあ。
話は戻ってたけのこ。落ちているのも頂き、そのひっそり大きくなるのを狙って自分でもいくつかゲット。案外簡単なたけのこアタック終了。ふと足元を見やると、たけのこに群がるアリ。アリもたけのこを食うのか。
クレソンは行きしなに農業用水が流れる小さな川でそれらしきものを発見。鑑定眼に自信がないので何度も何度も確認する。「きれいな水に自生して、葉っぱは丸く、花は白。アブラナ科に属すから菜の花に似ているはず。。。ま、採っておかんに見せればいーや」ということで収穫。

帰りに道端で何かの幼虫を発見。葉っぱをあげたら急に掴んできて驚いた。さいきんアボリジニーの本を読んだから、これを捕食するのかあ、と思い馳せる。アスファルトの上にいたのでとりあえず茂みに置いてみた。
帰って母にクレソンと確認させる。ミズガラシというものらしい。これはサラダにして、たけのこはアクが強かったので2度煮てしょうゆだしで煮て食べた。鼻が詰まっているのが今回最大の落ち度であった。