人体は不可思議
「人体の不思議展」いってきた。前は大阪やったからいかなんだけど、今回は京の町中でやっています。
人のあくなき好奇心を見た。母は「ぎぇ〜」とか「ぎょえ〜」とか言っておそるおそるみてたけど、みんな「こんなに近づいて人を見たことがあるか!?」っていうくらい接近して注視していた。生きてると生活条件の下なかなかみられない、みようとしないのに「モノ」になったとたん好奇心をそそるのかね。普段見れないから、限定だから、という感覚ではないのかしら。照明が明るすぎて、とても科学的な姿勢を感じました。科学的な姿勢とは近代科学の持つ、身体に関するあらゆるタブーを排除した「爪は爪であり、それ以上でもそれ以下でもない」という姿勢。ライトダウンしてたらこうも多くの人は行かなかったんじゃない?
うちはどうも毛に目がいってしまった。まつげが!!もちろん目ン玉があるし、こっちを向いているのだけど、それ以上にまつげ!豚の目を解剖した時まつげがついていたのを10年ぶりかで思い出したよ、とほほ。加えて頭部断面図の髪の毛!大体は剃られてるけど2分ほど伸びていた。毛穴とかぶつぶつ。毛にまつわるタブーはおびただしくあり、うちはそれから免れてないのやと感じた。(展示されている標本はまつげ以外ほぼ剃毛されているにもかかわらず印象に残ったのは毛。)
赤ちゃんの標本なんて罪悪感感じる。。。10ヶ月の子は金髪やった。アングロサクソンか?展示されているのはモンゴロイドだからいろんな人種を集めてもいいと思う。「人体」だけじゃない範囲にも目が行くようになるのでは。人体の普遍と差異。骨とか皮膚とかその相違を見せてもおもろいのでは。
おかあちゃんが服買いに行くの付き合った。お気に入りが2着見つかって両方購入。今まで謎やった趣味が分かった、ペイズリー。でかいくせに細かい柄好き。うちの進めたんはことごとく拒否。
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