ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ (大津皇子) 一つ松幾代か経ぬる吹く風の声(おと)の清きは年深みかも (市原王)夏と秋行きかふそらのかよいぢはかたへすずしき風や吹くらむ (凡河内躬恒)
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